高校生の自分に読ませたい本

お題「高校生の自分に読ませたい本」

現在大学1年生な自分ですが、本格的に読書にハマったのは大学に入ってからだったんですよね。高校生のころまで、読書したい気持ちは強かったのですが、なかなか活字を読み続けるコツみたいなものがつかめなくて途中で断念しちゃうことが多かったんですよね。今、まあまあな数の本を読んできて、場数で何とか持ちこたえている感じですね。もっと、早く読書のすばらしさに気づいておけばと後悔する日々です。まあ、その分これからの読書体験で取り返そうと思っているのですが。

 

 さて、今回は高校生の自分に読ませたいと思う本を紹介します。ジャンルは実用書とかが多くなると思います。

 

①嫌われる勇気・幸せになる勇気

哲人と悩み多き若者が語り合う会話形式で、アドラー哲学の考え方の概要が分かる本です。けっこう今の自分の考え方や価値観に影響を与えているなあという印象があり、昔と比べて悩みが減ったように思うのでもっと早く読んでおいたらと思う本です。若者の言葉遣いが、定期的に面白いほど辛らつになるのが魅力の一つですね(笑)。よくそんな表現が出てくるなと思うような部分が多く、楽しく読めました。

 

 

 

 

クリティカルシンキング入門編・実践編

人間って思ったよりも論理的・合理的な思考をせずに、短絡的な思考に陥っちゃうことがあるんだということを感じた本でした。この本で一貫して言われているのは、「批判的(クリティカル)に考える態度が大事!」ということで、要するに、自分の思考がありがちな罠にはまってしまっているせいで、何か不利益が起こっている可能性はないか?また、自分の思考を、正しい知識を用いて注意深く考察することはできないか?と考えることが大事であるということを教えられました。思考するうえで大事なエッセンスが詰まっているので、高校生の自分のみならず、多くの人におすすめですね。とはいえ少々ボリューミーなので、高校生の忙しかった時期に読めたかどうかは微妙(笑)

 

 

 

マインドセット 「やればできる」の研究

この本は自分にとってのバイブルになるだろうなあと感じるほどのすばらしさです。まだ実は全部読み終わってないんですよね。いい本すぎて、普段しないんですが重要な部分とかを線引きしながら読んでいるため、ちょっと時間がかかっています。この本はざっくりいえば、人間の資質は変えられるという信念を持つことのメリットをいろんな観点から見ていってる本です。いわゆる成長マインドセットの話で、現代に必須のスキルなんて言われたりしてます。一生大事にしたい本ですね。

 

 

ということで、全部で5冊の本を紹介させていただきました。本当に全部おすすめですので、ぜひよんでみてくださいー。

やる気が上がりやすい最強の方法を試してみた結果

 やる気が上がらないで悩んでいる方は多いかと思います。僕は大学生なのですが、いつも趣味に時間を割きがちになって、大学の課題が終わらないことが多いんですよねえ。一時期ちょっと軽度の鬱っぽくなった時もあって、その時は大変でしたね。多くの物事に無気力になるので、課題はおろか趣味までもやる気が起きなくなるんですよ。ずっと悶々とした気分が続くので、かなりきつかったですね。まあ、その時期の自分がやりたいことをいろいろ持ちすぎていたのが原因かもしれませんがね。やっぱり人間って、同時にそんな多くのことをこなせないものなんだなあと痛感しました。

 

 

 さて今回は、そんな悩みを抱えている方の一助になればなと思い、僕が一番効果を実感している「やる気を高めやすい最強の方法」を紹介したいと思います。表現に仰々しさを感じた方もいると思いますが、実際僕はこれで結構助かっております。もちろん、「やる気が出ないなあ、低いなあ」と思うことは今でもありますけど、以前に比べてだいぶ減ったように思います。

 

 

その方法とは、「小さな成功体験の積み重ね」です。

 

 

 こういう話に興味がある人は、「小さな成功体験が自信を作り上げる!」的なアドバイスはよく聞くところだとは思います。ただ、これを意識して実践するのってなかなか難しいと思うんですよね。人間ってやっぱり忘れてしまう生き物ですから、こういうアドバイスも、聞いた数日後には意識しなくなることが多くなりがち。

 

 

 そこで、僕がおすすめしたいのは、「小さな成功体験の記録」というものです。

 

 

 日々の雑事で埋もれがちな「成功した!」っていう感覚を、記録によって可視化するわけですね。この方法を使うにあたって僕が意識していることは、

 

①どんなに小さなことでもいいから、自分が努力してやれたことを記録する。(「溜めていた洋服を洗濯して干した」「軽く机を掃除した」など。まあ、さすがに全部書いていったらめんどくさいので、自分が書きたいと思ったことだけでいいですけどね。)

②少しずつ大きなことにチャレンジしていくことを意識していく。(慣れるまで最初のうちは小さいことでいい)

③本当にやりたくないってときはやらないでいい。(その作業自体が嫌いになっちゃうのは嫌なので)

 

というポイントですかね。この方法で、僕は実際、趣味の読書量も増えたし、運動も続けられるようになりましたんで、結構いい方法だと思っています。ぜひ試してみてください。

 

 ちなみに、この方法は、鈴木祐さんの新著「YOUR TIME」に同じようなテクニックが載っています(上記のポイントはかなり我流が入っていますがね)。時間の使い方に悩んでいる方はぜひそちらも読んでみてください。というか、はるかにそっちのほうが得られるものが多いかと思いますがね。